福島大学に収められている標本は植物がいつどこにあったかを示すための貴重な資料です。
それが何の役に立つんだと多くの方々は不思議に思われると思います。
私も最初の頃は不思議に思いました。
でも、こう考えるのはいかがでしょうか。
全国各地で様々な植物が町のシンボルとされ、中には絶滅危惧種にもなっているものもあります。
絶滅危惧種の基準は色々ありますが、その一つが過去と比較してどれだけ減少しているかです。
過去にどれだけあるかを記録して、本当にあったよという証拠となる標本も作ったりしてくれた人がいるわけです。
そんな人の努力もあって、花がきれいな植物としてだけではなく、貴重な絶滅危惧種だということができ、町のシンボルにもなったりするんですね。
そう考えたら、大切なんだな標本って思えるようになりました。
*注意*上記は筆者の勝手な意見です。
このスキャンを経て、標本がインターネットでも画像として閲覧できるようになっています。
興味がある方は、下記のサイトへ。
http://tayousei.life.shimane-u.ac.jp/harbarium/
http://tayousei.life.shimane-u.ac.jp/iPis/
このスキャンは島根大学の秋廣助教のご協力で成り立っています。
黒沢研究室HP運営係 M2
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