2014年12月30日火曜日

黒沢研究室のホームページがついに再開!

長らくブログの更新がストップしておりました。
非公開であったためと、予定より黒沢研究室のホームページが遅れてしまったためです。
申し訳ございません。


これからは、BLOGとEVENTそれぞれで更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


黒沢研究室のセミナーや生物研究室のセミナーに我が研究室のメンバーが参加したときには、EVENTでご案内、BLOGでご報告をしますので、ぜひご参加ください。

黒沢研究室のアドレスは以下です。
http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~kurosawa/kurolabo_hp/KUROLABO_HP.html



黒沢研究室HP運営係

2014年9月9日火曜日

駒止湿原に隣接する開拓跡地の調査

まずは・・・湿原の横に開拓跡地とは何故?と不思議に思われた方へ

私が昨年卒業研究を行わせていただいていた福島県南会津町と昭和村の境にある駒止湿原には、昔耕作地として利用されていた場所が隣接しています。
現在は利用されておらず、草原となっておりますが、実はこの開拓跡地、湿原の集水域となっていたりするので保全策を考える上で重要な場所なのです。
そのため、駒止湿原は開拓跡地も含めて国の天然記念物に指定されております。

私は、この湿原の保護のために重要な駒止湿原の開拓跡地で昨年調査させていただいておりました。

では、何故今年も調査をしているの?という不思議もあることでしょう。

理由は、昨年は大学4年生で現在よりもまだまだ未熟(今も未熟なのですが)、調査期間が昨年の5-11月までと短いなど、不十分な部分があったためです。
本研究室が卒業研究で行う植物相調査は、繁殖器官をもつ植物の標本を採集し、植物リストを作成するというものなので、繁殖器官がないものが除かれてしまいます。

・・・まあ、普通に見落としもあります。

また、昨年は植物相調査に加えて植生調査も行っていました。
実は、その植生調査の確認が今回の目的です。
昨年は引用文献に従って、植生図を作ったのですが、わかりづらいところがあったので、そのわかりづらかったところを確認しにいきました。

と、思ったのですが、やってみると、あら不思議。
当初心配だったことは、大丈夫だったのですが、思いもよらないところで植生図を大幅に直すことになりました。
その大幅改善については、また後日。

ここからは駒止湿原での調査の様子です。

たぶん、タチアザミ

この前後でザックカバーが家出したのです。
もう、戻って来ないのでしょうか(泣)

シカさんが食べた痕?


旧農道

研究は進んだけど、いろいろなものを失くす調査でした。

M1


2014年9月3日水曜日

オオシラヒゲソウ探索ツアー

先日、オオシラヒゲソウParnassia foliosa Hook.f. et Thomson var. japonica (Nakai) Ohwiを探しに行きました。
オオシラヒゲソウはウメバチソウ属のシラヒゲソウParnassia foliosa Hook.f. et Thomson var. foliosaと同じ種の変種で、形態もよく似ているようです。
また、福島県植物誌ではまれ、ごくまれと書かれています。

ふむふむ・・・めったに見れない植物なんですね・・・だったら見に行かなくては!!ということで、レッドリストの調査で行く方々に混ぜてもらいました(私だってレッドリスト見直しの調査員ですもの)。
実は、7月にシラヒゲソウのつぼみを見ていたんですが、花を見たことがないのでさらに見たい気持ちが膨らみますよね。

・・・山を越え、川を越え(過剰表現)
結果、オオシラヒゲソウは見れませんでしたが、シラヒゲソウは見れました。


かわいいですよね。
本物はもっとかわいいです。
私の撮影技術ではこれが精一杯・・・(汗)


この子を見つけた後もめったに行けない場所にいくつか連れて行ってもらえました。

例えば・・・


ボートを使わないと行けない場所とか。
モーターボート初めて乗りました。

めったに行けない場所で標本も採らせてもらえたし、本当にありがたい経験でした。

しかし・・・オオシラヒゲソウさんはどちらにいらっしゃるのでしょうか?
いるんだったら出ておいで~と言いたい今日この頃です。


今回の教訓『クモッケツは素晴らしい』


M1

2014年7月30日水曜日

(株)ニチレイ社有地 第5回植物相調査

2014727 ()に,木村研究室4年の石川君と私の2名で,()ニチレイ社有地の第5回植物相調査を実施しました。
 珍しい植物がまだあるかもしれないということで,前回調査で発見した冷涼な岩場に行ってみた。ところが,調査を始めた途端に激しい雨・・・標本を押し始めた直後だったので,新聞紙はずぶ濡れ・・・そこで一度引き返すことに・・・。雨が小降りになったので調査を再開。また雨・・・やぶこきをして,もうとっくの昔にずぶ濡れになっていたので,調査を強行することに。でも,あまり花らしい花はなく,雨・風が寒い・・・みたいな感じで,今回の調査は雨,風の記憶しかありません・・・。早めに調査を終えることにしました。大学への帰路,土湯峠を越えたあたりで天候が回復したのは残念でした。次回以降また頑張ります。





写真1,高山性のシダ植物


写真2,冷涼な岩場の様子

B4

2014年7月7日月曜日

常緑樹ツアー


7月5日(土)はいわきでD1の方と待ち合わせて、常緑樹ツアーと福島県レッドリストの調査を行いました。
いわきまではB4の子に助手席に乗ってもらって運転しました。
また運転経験値を増やしましたよ。
ただし、高速で運転することはまだ怖かったので別の道で南下・・・・
3時間かかると思っていたら2時間と少しで着いてしまいました。

そんなこんなで調査出発です。
色々な場所に連れて行ってもらいました。
さすが、いわき市近辺は常緑樹がたくさんあって勉強になりました。

例えば、論文を読んで事前に知っていたスダジイ林(自生)の北限の場所に行ってきました。


論文にあったように神社の周りにスダジイ林がありました。
周りは津波の影響がありそうでしたが、神社は少し高いところにあったので無事だったようですね。

他に行った場所でも色々な植物を見ました。
例えば、以下のような感じです。


エゾオオバコ


ミクリ

全部覚えていられるかは難しいですが、いつか覚えられたらいいなと思います。

M1

2014年7月4日金曜日

第3回(株)ニチレイ社有地植物相調査報告

201472 ()黒沢研,塘研,木村研,難波研,廣瀬先生の連携研究「裏磐梯湖沼の生物相および周辺植生の総合調査」の一環で,黒沢研究室の博士課程1年の根本さんと2で,()ニチレイ社有地の第3回植物相調査を実施してきました。
 今回は,社有地の奥深くまで調査を拡張しました。旧桧原湖探勝路を見付け,その周辺を調査しようと考えたのですが,ほとんど道と言える道ではなく,やぶこきをする羽目になりました()。また,社有地の境界線を確定させようとしたのですが,境界線上にあるはずの杭が見つからず,桧原湖探勝路沿いしか境界線を確定できませんでした(トホホ…)。さらに,3の池の東側・南側も調査しましたが,こちらもうっそうとしたやぶでした。とはいえ,今回も根本さんのご指導のおかげで,多様な植物を採集することが出来ました。

この日はとても暑く,裏磐梯でも少々体にこたえる気候でした。()ニチレイ社有地の起伏の激しい場所を,やぶこきをしながら前回の倍は歩いたので,熱中症気味になりました。今も頭が痛いです()。水分はこまめにとりましょう。


旧檜原湖探勝路と思われるやぶ


湖沼の水生植物を見ている根本さん


B4

2014年7月1日火曜日

木材標本採集会 in 飛騨への参加

M1の者です。
7月になってしまいましたが、報告を少々・・・

6月21-24日に岐阜県飛騨市で木材標本採集会に参加しました。

移動に半日くらい使うので実際参加したのは2日間だけですが、本当に貴重な体験をさせていただきました。

まず、6月21日。
この日は11時くらいに福島駅でお土産の薄皮饅頭を購入して新幹線で出発!
17時半に飛騨古川駅に到着いたしました。

駅からは車に乗せてもらって、買い出しをお手伝いしつつ宿泊先へ到着。
すでに採集会ははじまって数日経っていたのでいたるところに標本が・・・!

ちなみに夕飯はみんなでつくることになっているようで、手作りでした。
デザートも初日からメロンをいただきましたw



次の日、6月22日。
この日から本格的に参加しました。
朝は毎日5時30分起床!
さっそく、前日に皆さんが採集したさく葉標本の乾燥チェックです。
乾燥チェックも初めてだったので、教えていただきながら行いました。

しかし、残念ながら雨。
カッパを着て作業しました(途中で止んだけど・・・)。

車や徒歩で林道を登りながら木材標本を採集しました。
いつもさく葉標本なので木本の伐倒をみることも初めてでした。
下の写真は高枝で木本の枝を切っているところです(いつも研究室で使っている高枝よりも長くてびっくり)。


採集の対象になったオオバヤナギ。夕食の後にスライドショーを見ながら復習して、少し覚えられました。
でも、ステージが違ったら絶対わからない・・・。




この日は、一番人数が多い日ということもあって、作業をお手伝いというより、教えてもらって作業内容を覚えていました。
それでも体力のない私は疲れて夕飯の時にいつも以上に食欲がわきませんでした。

6月23日・・・復活!そして晴れた!
この日は慣れたのか元気に作業をお手伝いしました。
ただし、この日はマイマイガの幼虫(毛虫)がたくさんいて、歩くにも座るにも気を付けていなければならない日でした。
下の写真に毛虫がいます(わかるかな?)。ちなみにこの写真を撮っていたら別な個体が肩にくっついてきました。


木材標本採集をお手伝いしつつ、たまに自分で標本もぷちぷち・・・。
少ないですが、草本も採ってました。
たぶん、ヤマオダマキ。


ヤマボウシ・・・あ、これは木本だ。その日対象になっていなかった種類も採っていました。



この日の夕飯は、最終日ということもあり、豪華でした。


これが手作りなんてすごい・・・・。

6月24日。
この日も朝5時30分に起床して、乾燥チェックおよび帰り支度をしました。
数少ない自分で採った標本も自分の荷物の中に入れて帰る準備をしました。
その後は飛騨古川駅の周辺をぶらぶらしながら、お土産を買って来たときと同じルートで帰りました。


説明が下手なので、植物と食べ物の話が半々ですが、ちゃんと勉強してきましたよ(汗)
採集会ででてきた植物を全部覚えるなんて無理ですが、いくつかは覚えることができました。
今まで見たことがなかった種類にもたくさん出会えましたし、いつもと違う採集方法を経験することができました。
本当に貴重な経験をでした・・・また参加したいな。


M1




2014年6月17日火曜日

ニチレイ社有地での第1回調査

6/15(日),ついに卒業研究がスタート!!磐梯朝日国立公園内,裏磐梯地域にあるニチレイ社有地で,先生,D1の先輩と共に1回目の植物相調査に行ってきました。とはいっても既に6月中旬…。春の植物がもうない…(泣)
やっぱり,遅かったですよね~・・・と思っていたら―――
これぞビギナーズラックか?と思うような貴重な植物にたくさん出会えました!!
いや,先生,先輩のおかげです!!
下の写真は当日撮った写真です。写真2は貴重な植物の例です。

写真1,3つある池内手前から2番目の池(真ん中の池)


写真2,ベニバナイチヤクソウ


幸運が続くように,次回以降もがんばります(笑)。

B4

2014年6月12日木曜日

相馬市調査および視察

連投失礼します。

本日は、6人で相馬市に調査および視察へ行ってきました。

視察は午後からということで、午前中に調査・・・・しようと思っていましたが、横殴りの雨が降っていて断念しました。
そのかわりに行った場所が相馬市図書館です。

図書館で本をじっくり探していると、今まで知らなかった本が見つかりました。
中には先生の知らない本もあってびっくり。
とにかくメモをとったり、コピーしたり・・・・きっと研究に役立つことでしょう。

昼食は近くの中華料理屋さんで食べました。
どの料理もとてもおいしくてお腹いっぱい食べました(一人はお腹が痛いくらい)。

午後は相馬市梅川河口で視察でした。
雨はさらに強くなり、傘が壊れそうでした。
風もひどく、傘だけでは雨を防げずにどんどん濡れていきました。
下の写真は濡れながらもデジカメを出して撮った写真です(デジカメが壊れないか心配でした)。



梅川河口の視察ではハママツナを見つけたんですが、写真を撮り忘れました(まぬけ)。


その後は、B4のうちの一人の調査地である宇多川に行きました。
ここでも横殴りの雨で前があまり見えませんでしたが、なんとか見つけていくつか採集を行いました。


調査が終わった後は温かいコーヒーで温まろうとしましたが、喫茶店を見つけられませんでした(誰か教えてください)。
残念ながら喫茶店は見つけられませんでしたが、困ったときこそコンビニです。
コーヒーを購入ついでにお菓子も買って、一息・・・しようとしたら、一人のお財布が濡れて野口さんも濡れていたという悲劇・・・なぜ。

この人は研究室に帰った後、野口さんも標本と同じく新聞に挟んで乾燥させてました。


梅雨の調査の雨は仕方がないですが、次は晴れがいいですね。

こんな感じで今後も続けていこうと思います。
拙い文章で失礼いたしました。

黒沢研究室HP運営係

ごあいさつ


本日から黒沢研究室の活動報告として調査やセミナーの様子をブログ形式で更新していこうと思います。

基本的に活動報告は学生がそれぞれの調査の様子を紹介する予定です。

調査中にこんな面白い事があった、こんなきれいな植物を見つけたなど簡単な紹介ではありますが、楽しんでいただければうれしいです。

よろしくお願いします。

黒沢研究室HP運営係